ねこのおさんぽ 2020.2 インド ムンバイ編

by TRIP 4



日本を発って4日目。ゴア空港14時発ムンバイ行。

 ゴアで泊まったパロレムビーチのレインボーホステルのオーナーが親切にエアコン付きのタクシーを呼んでくれて楽々移動。途中頼んどいたゴア名物美味しいと評判のカシュナッツが売っているお店に立ち寄ってくれた。濃いけと後味あっさり。サクッとした丁寧な加工。もっとたくさん買ってきたかった、、マサラ味などいろんな種類あったなぁ。



丁寧で寡黙でホスピタリティーが熱いタクシーの運転手は、とばすとばす、どんどんぬいてく、ぶつかりそうになる、のドキドキハラハラ運転。外国に来たという実感がよりわいてくるのである。





空港で簡易的に食事を済まし、(私はKHATI KABAB カティカバブというチキンカバブをチャバティと野菜で巻いたラップサンドをオーダー。味はそこそこかと思いきや、ちゃんと手造りの味。美味しかった。







夕刻ムンバイ空港到着、2度目でみんなおちついた様子。タクシーでホテルに向かう。







気温はゴアより1~2度くらいしか変わらず、曇り空だったが、過ごしやすい温度。しかし事前に聞いていたが空気がかなり悪い。さすがインド一の大都会、高層ビルも立ち並ぶがインフラ整備の真っ最中。空港からのハイウェイやメトロも建設中で、町中工事中。。それでこのスモッグ。。経済、文化、などインドのビジネスの中心地、あのボリウッド映画の本拠地もここムンバイである。









さて、ホテル到着時にはすっかり日も落ちたので散歩しながら夕食処へ。

ホテルはFORT地区にあつまる、あの有名な世界遺産タージホテルやインド門も歩いて行ける距離。しかし、ここムンバイは2008年のテロで、ホテルやカフェも標的になった。警備も厳しく残念ながら夜間は立ち入り禁止。「写真一枚だけ!」と警備のおっちゃんに言うと優しく「早く行け」とと通してくれた。このゆるさ、インドのいいとこ。



india gate




 Taj hotel
(ここには泊ってない、、、)






行く先ざき車のクラクションと人人人。喧噪の街を練り歩き待望の夕食!


”JIMMY BOY”

パールシーの名店と聞き必ず来たかったお店。クイーンのフレディに代表されるゾロアスター教の食文化でペルシャ、イランからやってきた人々のインド料理だ。材料、調理法もペルシャ料理の影響が濃く、肉料理、魚料理、米料理、揚げ物、練り物、粉ものなどバラエティに富んでいる。タージホテルの創業者タータさんもゾロアスターで知られる、食材使いから味付けまでリッチな印象だ。





『Chicken Sali Botiチキン サリ ボティ』 写真左奥
トマト感強めのソースに”サリ”フライトポテトが必ず付く。たくさんかけて一緒に食べるメニュー。サクサク感が美味しい。

『Mutton Dhansak マトンダンサック』 写真右と左手前
パールシー名物ダンサック。数種のダル(引き割り豆)と野菜を煮込んだものにマトンのコク、スパイス感はちょうどよくリッチな味わい。ブラウンライスとミニケバブが付いている。




『Saas Ni Macchi サーズ ニ マッチ』
こちらは一風変わった魚料理。ホワイトソースと書いてあるが、西洋のものとは全く違ったテイストで、粉でとろみをつけてるが、変わった甘みとコクがほんのりのスパイスと絡んだソースに、マナカツオの胴切りが入った。と、なかなか想像しずらいが、個人的にはいける味。




ロティ各種 プレーン、パニール、ルマリ
パンの種類も豊富だ、特にパニール(インドのチーズ)はやはりフレッシュで美味しい。
チャトニ等のサイドメニューもすべて美味しい。





その他、グリーンチャトニに漬けた魚をバナナリーフで包んで蒸した"パトラニマッチ"、フライドチキン、カツレツ(共にインドパールシー風)などの西洋のメニューも多く並び、そしてスイーツのメニューバラエティも充実。是非美味しいので、食べていただきたい!



jimmy boyのギャルソンのホスピタリティも高く、とても良い食事の時間になりました!
ごちそうさまです。

テイクアウトもやっており、店先には綺麗なケーキも沢山!

お腹いっぱいになったところで、ちょっとお散歩。
一緒に行ったYOUTHのyuya氏。今回もスケボー持参!
どこでも注目されて人気者、特に子供には。
地元の子供とレースもしてましたw

彼も彼のお店”YOUTH"のブログでインド日記書いてます。
僕とはまた違った視点で面白いですよ!
ぜひご覧になってみてください


  




ホテル近くのカフェでもう一杯ビールを。
100年以上続く長い歴史もを持つ老舗。
"LEOPOLDcafe"
観光客も多く賑わってました。






ムンバイ2日目。
天気もよく、朝から散策開始。
あとで知ったが、この日3万歩歩いてた。。
もう夜には空港移動なので、濃いく行きたい!
みんなはりきってます。



世界遺産 ムンバイ駅"チャトラパディ シバジ ターミナス"
イギリス統治時代の面影を表す大きなゴシック建築の建物を、街の至る所で見られます。

駅近くの屋台でチャイワラと思いきや、ラッシーワラで、、オーダーしてしまったので、みんなで朝乾杯。




濃厚なヨーグルトの味、露天だし大丈夫かなと不安でしたが、あじはまあまあいける!




常に鳴り響くクラクションの音。車、バイク、人、人
人。まさにカオス。空気は決して綺麗ではない、大都会だ。観光には向かないと言われてる街、たしかに観光客もまばらで、この街で暮らす人、他の土地から来てる人、ビジネスの街なんだなぁと。


CST駅正面



構内(電車にはのってない)


駅構内
とても綺麗だった!

駅向かいにも立派な建物



一本路地を入ると屋台があり、人が集まって食べてる光景もよく見た。


振り向くとそのインド人に紛れて同行者のTK氏もモグモグ。
こういったところは50円以下で食べれるんです。
軽食が多いですが、お腹いっぱい食べれるものまで、ムンバイは屋台料理が豊富。
新宿くらい人がうじゃうじゃいますが、そんな大都会の至るとこの狭間でこういった屋台料理が多く見られます。味や衛生的にも、全てにおいて千差万別です。チャレンジするのもドキドキです!



高層ビルも多く立ち並びますが、一本路地を入るとこういったまだまだ古い街並みも多く残ってます。


そして、待ちに待った昼ごはん。
グジャラート料理の人気レストラン"SAMRAT"
インド西部に位置するグジャラート州ではベジタリンが多く、インドでも最高峰クラス。
人気のグジャラートターリー(定食)をお腹いっぱい食べれるところだ。


店頭、店内とても清潔で綺麗だった。
高級店の雰囲気だが、ランチのターリーとビールで1500円くらいだったかな。


インドビール


スターター
右から時計周りに
マンゴーアチャール
グリーンチャトニ
生オニオン
ミックスベジピックル
サリ(細かいフライドポテト)




前菜
右より
カスタードビーンズフライ
サモサ(ミニ!)
ピックル
トマトチャトニ
グリーンチャトニ
瓜っぽい野菜のサラダ




下から時計回りに
ローストパパド
ダバロティ
アルキサブジ
カスタードビーンズのトマトマサラ
チャナマサラ


下から反時計回りに
タンドールロティ
カディ
ダル
フルーツのカスタード漬け





全部乗っけてこんな状態です。
さらにこの後、
プーリ
ホワイトライス
プラオ

まで出てきて満腹です。


一つ一つ説明してくれながら、手元のお皿にサーブしてくれます。何回でもおかわりオーケーです。
ベジタリアンとはいっても乳製品は大事なタンパク源として食されてます。
そういった乳製品が至る所で発揮した味わい、砂糖も使われるせいかインド料理の中でも甘いニュアンスも多くみられる。しかし、アチャールやトマトのカレーは辛かったなぁ。
何とも摩訶不思議なインド料理のまた知らない一面を経験できた。



ムンバイは街のせいか、野良猫もおおい!
やせてしっぽ長いのが多い!


アートスクールのお庭にちょっと立ち寄ったり


GREEN MUMBAI
CLEAN MUMBAI
ぜひもっとそうなってほしい


yuya氏おすすめの手造りの紙製品のお店
ナイスなセレクト!
お土産にもぴったりです。


猫大好きな一行
みんな猫の写真おおいw




さらに足を進めバザールへ
楽しみにしてた市場に潜入!
どこに行ったらいいのか路頭に迷いながらも、親切なムスリムの青年に教えてもらい食品市場(バザール)へ。



お目当てはもちろんスパイス!
あと、今回チリソースの勉強のためにも既製品含めチリにまつわるあれやらこれやら。
ずっしりとたくさん購入。
帰って研究にも励めそうです。
やはり本場は新鮮!香り高く質が良いです。
行ったスパイス屋(ワラ)はハンドメイドでオーガニックでとてもいい買い物出来ました!


案内してくれたマスターと


途中出くわしたムスリムの人だかり
何かあったのか緊迫した雰囲気
写真と撮ってると、おじさん来て「写真ノー!消せ!」と怖い顔して言ってきた。
何だったのか、、、


またまた猫のナイスショット!
by SSM421



インドのセントラルパークとビックベン!?
町のど真ん中にどでかい公園あってみんな和気あいあい、
スポーツはほぼクリケット。
一応平日の昼なんだけど、人が多い。



そして、出ました!
”パニプリ”
ムンバイ屋台名物
スパイシーなパニ(水)がプリ(ミニ揚げパン)に入って一口で食べます。
6~8個くらいのセットでわんこそば形式で手元のさらに次々と置かれます。
ちょっとスパイシーなスープカレーパン!?
なんとも不思議な食べ物ですが、やみつきになる要素たっぷりです。
帰って再現してますので、ぜひお試しください!





スケボーお兄さんを追いかける仲良し小学生


現代美術館前の露天商店に猫ちゃん


そしていよいよ旅は佳境に
あっという間のお試しインドトリップ
宿に戻り荷造りし直して、タクシーに乗り込む。
最後の晩餐!マヘーシュ ランチ ホームまで向かう



最後食事にふさわしく、この旅一番の贅沢な食事。
こちらも事前に情報をゲットしてて楽しみなところの一つだ。
コンカン マルワリ料理といわれるムンバイ近郊沿岸部の地域の料理で、シーフードが自慢、そしてテイストが西洋的だったり、中華的だったり、フュージョンしまくってます!




しかし、ムンバイ名物大渋滞。。。
1時間半で着く筈が、2時間経ってももまだまだ渋滞、車の嵐

そんな中、ドライバーのあんちゃんとにわかヒンディー語交えながら楽しく会話。
人懐っこいインド人代表みたいな人で、橋渡ると早いといい、近道してくれたり、レストランに事前に連絡してくれたり、親切な人でした。


結局レストランまで2時間半もかかり、食事する暇もないくらいフライトの時間まで近づいていた。



無事レスラン到着、しかし待っている人もいるし、ゆっくり食事する時間もなさそう。
諦めようとしてたところ、タクシーのドライバーがレスランのマネージャーに交渉。待ってる人より先に入れてくれて、料理も優先的にとてもスピーディーに提供してもらえるよう頼んでくれた!!!
ありがとう!

おかげさまで入店、まずはインドが世界に誇るスパークリングワイン”SULA"で乾杯!

店内明るくてポップで清潔。
スタッフのサービスもよかった!
さすが高級店、味も上品でした。
急いで食べたので、ちゃんと味わえませんでしたが、、、


この店一番のおすすめ蟹!
マッドクラブという種類で胴体の割に手の身が多い。
味付けはシンプルにガーリックバターソース
うまうまでガツガツ食べました


”チキンペッパーフライ”
なぜか中華テイストなペッパーフライ
より酢豚っぽい。
でもペッパーフライのマサラも効いてる。



エビは映ってませんが、”バルチャオ”
スパイシーで酸っぱい味のエビチリみたいな一品、酸味はビネガーで味付け。
ナッツ感もあって美味しい。


店内の様子。
お金持ちそうなファミリーでいっぱいだ。

あまり時間もないので、早々と切り上げ、空港へ。
世話になったタクシーのドライバーとも別れを告げ(多めにチップ渡して)
いよいよ帰国。

やっぱりまた来てよかった。
インド最高!

が、しかし帰ってくだした。。
ラッシーかな
パニプリかな、、
その苦しみも含めインドって楽しいとこだなぁって

特に私はインドの食事がとても大好きだ。
美味しい手造りの味をどこでも味わえて、スパイスという体にいい(バランスを取ってくれる)魔法の植物が薬みたいに効いて最高です。
野菜も多く取れるので野菜好きにはたまりません。

特に今回は4人で行ったのでいろんなメニューをたくさん食べれてとても最高でした!






わたしのわがままに付き合ってくれたTRIP4のみんな
インドのマイフレンド
いつも支えてくださってる皆さん
おかげさまでいい旅になりました。
人生で最高に楽しい日々を
ありがとう

ダンニャワード
フィルミレンゲ~




ユタカママ